| Management number | 237145913 | Release Date | 2026/07/10 | List Price | US$90.00 | Model Number | 237145913 | ||
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文禄元年(一五九二年)。天下統一を成し遂げた豊臣秀吉は、その視線を海の向こうへ向けた。目指すは朝鮮、そしてさらに先の大明国。後に「文禄の役」と呼ばれる未曾有の対外戦争が始まる。対馬藩宗家に仕える景信は、武勇に優れた武将ではない。彼の役目は、人と人、国と国をつなぐ言葉の橋を架けることであった。長年にわたり朝鮮との交流を担ってきた対馬の人々にとって、海は戦場ではなく交流の道であり、使者と商人が往来する平和の道だった。しかし、その海を大軍が渡る。釜山上陸、東萊城陥落、慶尚道制圧、漢城占領――。日本軍は驚異的な速度で朝鮮半島を北上していく。誰もが日本の勝利を疑わなかった。しかし景信は、その勝利の足元で泣く民衆の姿を見続けていた。家を失った人々。離ればなれになる家族。焼かれる村。荒れる田畑。そして、敵味方を問わず失われていく命。やがて朝鮮水軍の名将・李舜臣が海に立ち、日本軍の補給路を脅かし始める。さらに各地で義兵が蜂起し、朝鮮王朝を支援する明軍も参戦する。進撃を続ける日本軍。抵抗を強める朝鮮。揺れ動く明。三国の思惑が交錯するなか、戦は次第に長期化し、誰もが思い描いた勝利から遠ざかっていく。本作は史実を基にしながらも、一人の対馬藩士・景信の視点から描く歴史人間ドラマである。豊臣秀吉、小西行長、宗義智、加藤清正、李舜臣、宣祖王など実在の人物たちの決断と葛藤を背景に、歴史の表舞台には残らなかった名もなき人々の苦悩と希望を描き出す。戦争とは何か。国とは何か。海は人を隔てるのか、それとも結ぶのか。戦国の終わりに始まった海を越える戦争の中で、景信が見つめたものとは――。これは勝者と敗者の物語ではない。戦乱の中を懸命に生きた人々の物語である。 Read more
| ASIN | B0H5B2QBXB |
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| XRay | Not Enabled |
| Language | Japanese |
| File size | 1.0 MB |
| Page Flip | Enabled |
| Word Wise | Not Enabled |
| Print length | 286 pages |
| Accessibility | Learn more |
| Publication date | June 15, 2026 |
| Enhanced typesetting | Enabled |
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